アイヌ民族博物館HOME  >   平成28年度企画展 アイヌ語地名を地形で巡るシラオイ、ノボリベツ

大地の記憶に人の記憶が宿るとき、そこに文化がうまれる。

平成28年度企画展 アイヌ語地名を地形で巡るシラオイ、ノボリベツ〜宇宙-人文学とアートで読み解く風景と人の記憶〜

2017年1月15日(日)→2月19日(日)一般財団法人 アイヌ民族博物館

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関連イベント

1月14日土 | 9:00 -


10月1日に行われた、宝ものさがしday!に参加した方が対象となります

海の宝ものを集めて「舟」を作ろう!「海の宝舟」作りワークショップ 講師 | 国松 希根太氏 料金 | 無料(ただし町民以外の方は入館料がかかります) 会場 | アイヌ民族博物館

10月1日にみんなで集めた宝もので「舟」を作ります。海岸に漂着した物はゴミから宝ものへと変わり、これからも輝き続けます。みんなの力・アートの力で未来への贈り物(舟)を作ろう!

「舟」制作 1月9日月・10日火・11日水 制作者 | 国松希根太、小助川裕康 場所 | アイヌ民族博物館内 見学料 | 無料(ただし入館料がかかります)

「海の宝ものを集めて舟をつくろう!」では、海で集めた宝ものを使って、国松希根太さんがアイヌ民族博物館内で「舟」を制作します。制作過程をご自由にご見学いただけますので、ぜひご来館ください。

1月15日日 | 14:00 - 16:00

オープニングトーク 登壇者 | 国松希根太 石川直樹 立石信一(アイヌ民族博物館) 料金 | 無料(ただし入館料がかかります) 会場 | アイヌ民族博物館

白老町の飛生を拠点に活動する国松希根太氏は、白老の風景や風土を題材にした作品を数多く発表しています。一方で、世界を旅し、極地と呼ばれるエリアにも足を踏み入れている石川直樹氏も、数年にわたり白老や登別を訪れ、作品を撮り続けています。また、国松氏はアイヌ民族博物館の立石と共同で、白老や登別の自然や遺跡をフィールドワークしてきました。石川氏も複数回にわたり、共同で同地をフィールドワークしています。オープニングトークでは、そんな両氏が見た白老や登別について語っていただきます。また、企画展の見どころなどについてもご紹介します。

国松希根太

石川直樹

1月21日土 | 10:00 - 16:00

アットゥシ ポーチづくり 料金 | 8,000円(別途入館料) 会場 | アイヌ民族博物館

木の皮から繊維を採取して布にするまでにとても手間と時間のかかるアットゥ、丈夫で柔らかいので昔は着物などに使いました。今となっては素材も技術も貴重な存在です。

詳細のPDFはこちら

定員に達しましたので、募集を締め切りました。

2月4日土 | 13:00 - 15:00

基調講演&シンポジウム「入り江の恵み-海からの路」 基調講演| 中野不二男「地形復元について」  シンポジウム | 中野不二男、小山修三、野本正博(アイヌ民族博物館館長)、モデレーター:押野朱美(アイヌ民族博物館) 料金 | 無料(ただし入館料がかかります) 会場 | アイヌ民族博物館 

本企画展の「宇宙-人文学で読み解く大地の記憶」プロジェクトにおいて、衛星画像などを解析し地形復元を行った中野氏に基調講演を行っていただきます。白老や登別のかつての地形を復元すると見えてきた特徴的な地形=「入り江」が、どのような機能をもっていたのか、そして同地以外の類似した地形の地域と比較したときに見えてくるものは何かを語っていただきます。
また、三内丸山遺跡など、多くの遺跡等の調査に関わってこられた小山氏と、当館の館長・野本を交え、白老、登別という地域を世界に向けて発信していくためのシンポジウムを行います。

中野不二男

小山修三

野本正博
(アイヌ民族博物館館長)

2月11日土 | 13:00 - 14:30

講演会「土地に残された他界の記憶」 登壇者 | 登別市教育委員会 菅野修広 料金 | 無料(ただし入館料がかかります) 会場 | アイヌ民族博物館

アイヌ文化を理解するうえで「送り」儀礼は重要な位置を占め、古い時代には埋没途中の竪穴住居で行われていました。しかし、なぜそこで行われていたのかは、はっきりとわかっていません。講演では、登別市に残された「アフンルパ」と呼ばれるものと比較することで、その謎に迫ります。

菅野修広

1月28日土・2月18日土 | 13:00 - 14:10

ギャラリートーク&フンぺリムセ公演 料金 | 無料(ただし入館料がかかります) 会場 | アイヌ民族博物館

当館学芸員が企画展の見どころ等をご案内いたします。また、特別公演として、フ ンぺリムセを上演いたします。
フンぺリムセ(クジラ-踊り)は、寄りクジラを村人たちは喜び、それを表した踊り です。当館に伝承されているフンぺリムセはストーリー性があり、コミカルな場面も ある10分ほどの歌踊りです。

プロフィール

中野不二男[なかの ふじお]

京都大学・宇宙総合学研究ユニット特任教授。一般財団法人リモート・センシング技術センター参与。元宇宙航空研究開発機構(JAXA)未踏技術研究センター主幹研究員・地球観測研究センター併任。

1950年新潟市生まれ。博士(工学)。ノンフィクション作家。衛星データをもとに、考古学や歴史地理学、古典文学の情報と融合して古代の地形や人の移動ルートを推定する「宇宙-人文学」を提唱し、研究活動を進めている

小山修三[こやま しゅうぞう]

国立民族学博物館名誉教授(考古学、文化人類学)

1939年香川県生まれ。Ph.D。専攻は、考古学、文化人類学。狩猟採集社会における人口動態と自然環境への適応のかたちを研究。主な著書に『狩人の大地-オーストラリア・アボリジニの世界-』(雄山閣出版)、『縄文学への道』(日 本放送出版協会)、『縄文探検』(中公文庫)などがある。
http://www.minpaku.ac.jp/aboutus/pe/koyama/index

菅野修広[かんの のぶひろ]

登別市教育委員会社会教育グループ主査・学芸員(考古学)

考古学的事象からの人の他界観(あの世)について研究している。発表論文は「あの世の入口とくぼみの他界観 -アイヌ文化期におけるくぼみでの送り儀礼の意味-」『北海道考古学 第49輯』(2013年3月)など多数。

国松希根太[くにまつ きねた]

彫刻家、飛生アートコミュニティー代表、白老町在住。

多摩美術大学美術学部彫刻科を卒業後、2002年より飛生アートコミュニティー(北海道、白老町)を拠点に制作活動を行なう。近年は、地平線や水平線、山脈といった風景の中に存在する輪郭(境界)を題材に彫刻や絵画、インスタレーションなどの作品を制作している。主に個展、グループ展などで作品を発表し、スパイラルガーデン(東京)での個展"material"や、サヴォア邸(ポワシー、フランス)でのグループ展"* folding cosmos VILLA SAVOYE"など、国内外で発表活動を続けている。また、飛生アートコミュニティーの活動として、アート関連のイベントや展覧会の企画にも多数関わる。

石川直樹[いしかわ なおき]

写真家、作家。

1977年東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最新刊に写真集『DENALI』(SLANT)、『潟と里山』(青土社)、『SAKHALIN』(アマナ)、著書『ぼくの道具』(平凡社)がある。12月17日〜2017年2月26日まで水戸芸術館にて、個展『この星の光の地図を写す』開催。

赤阪友昭[あかさか ともあき]

写真家。 大阪生まれ。

雑誌「Switch」や「Coyote」などに写真・文を寄稿。星野道夫が亡くなった後、アラスカの旅を続け、2000年には「神話を語り継ぐ人々プロジェクト」を統括プロデュース。アラスカ先住民族クリンギットの古老とアイヌの神話的交流を果たし、札幌・熊野で各 500人、東京の明治神宮で2000人を集めた。現在は、日本の基層に残された原初の信仰や縄文文化の祭祀儀礼を取材し、定期的に東京及び各地にて講演。震災後は、福島の支援プ ロジェクトに関わり、被災地の ランドスケープの記録撮影を続けている。写真集には、北米海岸の先住民族と過ごした時間を一冊にまとめた『The Myth - 神話の風景から - 』(松本工房刊)がある。
URL: http://www.akasakatomoaki.net

齋藤義典[さいとう よしのり]

写真家。

1969年生まれ。写真を撮り始めたのは中学生時代から。職業写真家である一方作品制作に取り組み、2009年ハッセルブラッドマスターズのファイナリストに北海道の風景写真が選出される。2014年東京神宮前にて写真展「廻り〜ランドスケープス北海道」、2015年写真展「かすかなささやき〜Around the Shikotsu」千歳市にてそれぞれ発表。北海道の風景を自分の記憶と重ねる作品づくりに取り組む。作品は海外コンペ等にて受賞暦あり。

|主催| 一般財団法人アイヌ民族博物館
|共同研究| 株式会社中野科研(「宇宙-人文学で読み解く大地の記憶」プロジェクト)
|連携|飛生アートコミュニティー
|後援|白老町/白老町教育委員会/白老町商工会/白老観光協会/登別市/登別市教育委員会/登別観光協会/苫小牧市/
苫小牧市教育委員会/一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC) /
一般財団法人千里文化財団/ NHK室蘭放送局/ 朝日新聞北海道支社/毎日新聞北海道支社/
読売新聞北海道支社苫小牧支局/北海道新聞社苫小牧支社/苫小牧民報社/室蘭民報社
|助成| 白老町「みんなの基金」/白老町商工会「地域特性を活かした商業観光・雇用創出応援事業」/
イオン北海道株式会社・マックスバリュ北海道株式会社 「ほっかいどう遺産WAON」